春の縁を引き寄せる開運法・・・③  

天気と健康の専門家  コン ノブゾウ です。

前回は“風通しをよくしましょう”というお話をしました。

さて今日は春の健康と美容を保つ為の秘訣をもう一つご紹介します。

それは「柔和・にゅうわ」であると言うことです。
体も心も、そして考え方も柔軟で調和のあることです。

春の草花が人生を教えてくれています。

これは、春の草花や木の枝葉が出たばかりで、
柔らかくて柔軟なさまと全く同じなのです。
柔軟に他の人の考え等を聞いて判断しましょう、
というのは何となく解っていただけると思います。

しかし、もっと深い意味もあります。

それは“”鋭い刃物は刃がこぼれるのも早い“”という事です。
自分の才能や特技などをひけらかさない、と言う意味です。

自分の才能をひけらかすと、必ず足下をすくわれるという先人の戒めです。
そのぐらい謙虚に柔軟に対応しなさいと言う事なのでしょうね。

どうしても、人は弱い生き物です。
自分と違った事柄をうけがたいもので、
つい「それはね・・・と否定したりしてしまうものです」。

春は赤ちゃんと申しましたが、
それをこれから取り組もうとしている仕事?恋愛?
それに置き換えてみるといかがでしょう?

駆け出しの初心者という風にも考えても良いと思います。
初心者は「先ず素直に基本を習う」が良いのではと思います。
その点から経験上、意外と失敗する人がいます。

それは、私の所にも沢山の方が鍼の勉強にみえます。
今年は13期生を迎えます。

そんな中で、資格を取る大学や学校で上位の優等生は
ほとんど続かないですね。

その原因は「自分はできるという勘違い」です。
「自分はこうだ、ああだ」と・・・
今の教育制度は記憶力が強い人が勝ちます。

しかし、現場はちがいます。応用力です。
体で捕らえる白紙の心の状態です。
技術だけは体で覚えるものだからです。

英語の文法は早く覚えても、
会話は別ですよね。。

その点は、接客業の方は素晴らしいと何時も思っています。
お客さんが間違った事を言っても、
決して相手の面子をつぶす言い方はしないものです。

この様に、知恵の無い人は柔軟さをわすれて、
いきなり「それは違うでしょう」とあっさり言います。
しかし、それは正論のようで正論ではないので、一時は勝ちます。
しかし相手に遺恨を残しますから、
 結果として勝ったとは言えないのです。  

当然、まわりの人は遠ざかっていきます。
たった一度の勝ちが、一生の負けにつながるのです。

それは、どうしてなのか。

簡単です、自分の考えだけに固執するからです。
柔軟さに欠けるからなのです。

この柔軟で調和の取れた人は結果として、
「思いやり」が生まれてきます。

その思いやりが出来た人はどうなるのか?
そこに人としての「理性」が生まれてきます。

しかし、いっけん柔軟で調和が取れて「思いやり」が有るように見えるが
その後の「理性」に欠けると感じる人いますね。

理性まで行けない人、
それは「自分の損得・自己満足の思いやり」の人でしょう。

この様な柔軟さに欠ける人は、
体の筋肉も関節も硬くなります。

心の緊張は体の緊張として端的に現れるのです。

ですから、柔軟な心や考え方を身につけるには、
体を先ず柔軟にしていくことが大切ですね。

そうすれば、春の胆のうや肝臓の元気は順調にながれます。
右の肋骨の下は肝臓の見所です。
そこを触って硬い人や痛む人は、ちょっと柔軟さに欠けますよ。

今日の内容は、医学の根本思想の祖である老子・荘子からの紹介でした。
決して私の説ではありません。

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