胃に注意!?清明(せいめい)の驚きの意味とは?

運気アップ“気象と健康の専門家”  コン ノブゾウです。

季節の変わり目二十四節気 清明はいつ?

本日の4月4日は季節の変わり目「清明(せいめい)」です。
意外と今日だけと思われている方も多いと思いますが、
実は19日までの15日間が清明の期間なのです。

そして20日の穀雨(こくう)からは次の変わり目になります。
この季節の変わり目の前後はどうしても体の調子も季節に乗るために、
それについて行こうとして変化がでてきます。

そんな中で昨日と本日は急に「めまい」がした「耳の調子が良くない」と言う方がとても多い日でした。仕事の最中に急にめまいが来て救急病院へ行ってきましたと言う方が数名おりました。

清明とは、清く明らかなことです。春先は清らかで生き生きとし、
人間を含めて万物が若返り、清々しく明るく美しい季節なのです。

地域によっては桜の花が咲き、お花見のシーズンでもあるようです。
南の地方ではつばめが渡って来る頃でもあり、雨が多い時季で、
暖かくなったり小雨に成ったりして寒かったりもします。

非常に空気は澄んで、太陽の光が明るく万物を照らすために、
全てがはっきり鮮やかに見える頃という意味になります。
この事は私たちの日常の生活の中でも現れてきます。
照らし出されて、困っている政治家や企業・犯罪者・事件がおおくでてきていることからも理解できます。

春になって自分が取り組んできた事が、芽を出してそれが「どんな可能性」を秘めた物なのか、
草花の芽のように、食用に成るのか、それとも雑草なのか、毒の草なのか照らし出されてきます。

皆さんの出来事でもそうであると思います。これは役に立つのか、
はたまた良い経験で終わるのかが、明らかになって来る時期が清明なのです。

この「明か」の本当の意味とは?

それは文字から解ります。明と言う文字は日と月からできています。
日は太陽の光の事で、日のあたる昼間・日向(ひなた)のことです。
月は夜で日陰(ひかげ)の意味です。

お気づきと思います、明かになる・明らかにすると言うのは「明暗の両方」に気づき・理解し認識することです。決して日の当たるプラス面のみを取って、マイナス面を取り省くことでは無いのです。
明暗の両方で1つなのです。体の前と背中と同じなのです。

「ものがはっきり見える時期」なので、芽吹いたこの草は何という草なのか、
よく分かるというわけです。意味深いですね。

ですから物事に明るい、知識に明るいという言葉が重要で、
この事が自他共に認識された人や事柄を「成熟した」という事になります。

清明から始まる一ヶ月は「春の成熟期」なのです。
いちばん穏やかで思いやりと慈しみに溢れた成熟期なのです。

年代で言いますと40代に相当します。40に成ったら自分の顔を持つ等と言われるのも、
この春の成熟期である清明からはじまる一ヶ月間に相当します。
その点では落ち着いて自分の今後や道を探る時期ともいえます。。

沖縄でも「清明祭(シーミー)」といって、特別な日なのですね。

沖縄では「清明祭(シーミー)」と言って、墓前に親族が集まり、酒・茶・お重を供えた後、皆でご馳走をいただく習慣があるそうです。沖縄の三大行事の一つで、中国から伝わった「清明の節」の期間15日以内に行うのが基本だそうですね。

私たちの体では胃が中心に動き出します。

先月の3月は「大腸」が中心に動いていました。ですから体調を崩した方はお腹をお壊して下痢などで苦しんだはずです(入り口は鼻で出口は大腸なので鼻水や鼻づまりも有った方もいたと思います)。

しかし今月は胃が中心に動き始めますので、胃に優しい「柔らかい物」「消化の良い物」を取り、「過剰の刺激物」「冷たい物」は少し控えたほうがいいですね。

今月の縁はどのように導いたら良い?

これを理解しやすいのが佛教の「十二縁起・じゅうにえんぎ」です。
今月は「受・じゅ」です。

つまり思い込みや執着心からくる「業・ごう」というやつです。
これは今月は非常に感覚的に、見たり聞いたり経験したりと感受性が非常に高くなります。

この時に人によって「これは普通と感じる人」「それは好き」「それは嫌い」と感じてしまいます。
これは仕方が無いともいえます。

これをどのように解決するのが良いのでしょうか。

それは先ほど胃が中心に動きますので、胃には「柔らかく・胃に優しい・刺激物は控えましょう」と書きました。
そして、好きも嫌いも普通もすべてバランス良く受け止めて行けば良いのです。

それは難しいでしょう????でも解決策はあるのです。
つまり消化しやすくすれば良いのです。。

例えば、数学を勉強しているします。難しい方程式・・・
結論をいうと解るところまで戻るといいのです。足し算・引き算まで・・
そうすれば、理解できます。理解出来る所まで、消化できる所まで・・

習い事・仕事も・人間関係もおなじです。初歩の初歩、基本まで。
自分の解るところまで戻るとよいのです。

人間関係などは特にややこやしいものです。
そんな時は始めて合った時まで、人によっては挨拶までもどると良いのです。

これは自他共に、自分も相手も解るところまで、
優しく消化できるできる所まで戻る事を心がければ、
すべては良い縁に生まれ変わります。

これが上手く行っていない人は、ストレートに胃を壊す人も当然いると思いますが、
それ以外に胃の元気が支配している「目の周りのシワ・シミ・たるみ・クマ」
「くちびる」のトラブルが増えてきます。

その中で特に「上まぶた・上くちびる」が胃と直結していますので、
これらの荒れとか、ひび割れなどは、注意でしょうね。

感情的な面では、私たちの生活において春の養生法が間違っていた人の特徴は、
非常に感情的で時にイライラと怒りに力が注がれています。
寝不足で気力が落ちている方は「不安感」と言う形ででてきていますね。

この4月は、緊張を自分も他人も与えてはいけない時期なのです。
自他ともに、消化しやすくして上げる優しさがあれば、
次の夏に向かって順調にすすんでいけます。

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